SSD搭載ノートパソコン購入日記

SSDが載ったノートを比較して購入し、レビューをしていきます。

パソコンを買い換えずにWindowsXPからWindows7や8へアップグレードする方法

4月9日にサポートが終了してしまうWindowsXPですが、この問題に対応するためにパソコンを絶対に買い換えないといけないというわけでもありません。

 

パソコンが古く、性能も低い場合にはWindows7や8が搭載されたパソコンに買い換えてしまったほうが手っ取り早くて安いことも確かにありますが、どうしても予算が無い場合にはOS(オペレーションシステム)のプログラムだけを入れ替える方法もあります。

 

Windows7,あるいはWindows8にアップグレードするために必要なスペック(性能)はWindows 7 のシステム要件 - Microsoft Windowsに書かれています。32bit版ではRAMが1GB以上となっていますね。WindowsXPが発売された頃のノートパソコンなどだと1GBは積んでいない機種がたくさんありますので、気をつけてください。メモリも後付けでアップすることが出来る機種もありますが、そこまでするなら買い換えたほうが・・・と思います。

 

今はWindows7のOSパッケージだけをディスクやUSB型のメモリーなどに保存した製品などが売られています。Microsoftの公式ショップなどで通販で取り寄せることもできます。

 

Microsoft公式ホームページ:マイクロソフトストア

 

量販店などでもWindows7,8へのアップグレード用のディスクやダウンロード版が買えると思います。公式ショップで買うメリットはサポート対応がしっかりしていることですので、初心者の方がトライする場合は公式の製品をオススメします(無料サポートが付きます)。

 

お値段はWindows8(パッケージ・ダウンロード版ともに)14,490円、Windows8 Proだと27,090円となっています。パソコンの基本となるソフトなのであまり安いとは言えませんが、それでもパソコンを一台買うよりは断然費用は少なくできます。

 

Windows8はタッチパネルがないとその機能をフルに生かせないので、古めのパソコンならWindows7でも良いかも知れません。ならば、たとえばパソコン工房Windows 7 Home Premium SP1 32bit DSP版が12560円で売っていますので、こういったものを使うことも出来るでしょう。

 

実際の操作はMicrosoftの公式サポートページ「Windows XP から Windows 7 へのアップグレード - Microsoft Windows ヘルプと使い方」に手順の説明があります。プログラムの入手後、ここに書かれた手順にしたがって操作を進めていけば間違いなくWindows7にアップグレードできるでしょう(わらかないことがあればサポートもありますし)。

 

注意していただきたいのは、OSの入れ替えというのは人間で言えば「脳を丸ごと入れ替える」ようなものです。ですので、それまでの記憶、つまりもとのパソ コンに保存していたファイルやプログラム、設定などはすべて消えてしまいます。必要なファイルやソフトのディスクはバックアップを作成しておき、OSを入 れ替えてから必要に応じて再び保存しなおす必要があります。OSのアップグレード前には必ずデータのバックアップを取って下さい。

 

以上のようなことに注意した上で、パソコンを買い換えるのではなく、安くWindows7へのアップグレードをやってみるというのも一つの方法です。