SSD搭載ノートパソコン購入日記

SSDが載ったノートを比較して購入し、レビューをしていきます。

XPサポート終焉 乗り換えるならWindows7、それともWindows8?

Windows XPの公式サポートが終了する4月9日まであと2ヶ月半、76日間だそうです。XPのパソコンを使っている方がまだかなりの数いるのではないか、というニュースを見たこともありますが、買い換えるにしてもWindows7Windows8(最新は8.1)のどちらに変えて良いのか分からない方もいるようです。

 

詳しい機能面については今回は保留し、個人の場合と法人・組織の場合で買い換えるためのアドバイスをしてみます。

 

まず個人の場合、Windows7と8のサポート期間を見てみます。それぞれの延長サポートの終了期間は2014年1月時点で2020年1月と2023年の1月とされています。

 

Windows7で2020年(メインストリームサポートは15年まで)まで使えるのです。あと6年はそのまま使えるわけですから、今買えばそのパソコンが故障するまで十分に使える可能性が高いです。

 

Windows7と8の最大の違いはタッチパネル操作に対応しているかどうかです。タッチパネル機能を使いたい場合はもれなく8を選べば間違いないのですが、逆に安いモデルでディスプレイがタッチパネルに対応していないものを購入する場合はWindows8のメリットは生かされません(もちろんタッチ操作以外にもいろんな変更はあります)。

 

たとえば今から6年前、2008年モデルのパソコンを今と比べると、物によっては使い物にならないくらい性能が劣ります。6年後の2020年、またパソコンを買い換える良い機会だ、と思ってWindows7の値下げされたモデルなどを買うのはオススメです。

 

 

一方で法人などで機種を導入する場合は難しいです。使用用途によってはほとんどおいてあるだけ、内部ネットワークには接続するけど外部には繋がらない、というパソコンもあるでしょう(企業の管理用パソコンや図書館・市役所においてあるパソコンなど)。

 

そうすると別にサポートが切れていてもしばらくは問題なく使えてしまうかもしれません。かといって、新しくシステムを導入しようとした場合にはプログラムにOSが対応しないほど古くなっていることもありえますね。

 

買い替えのセットアップの手間などを考えれば、1度セットしたらそのまま長く使える最新のWindows8にしたほうがコスト的には優れそうです。2023年まであと9年、十分な期間といえるでしょう。

 

ネットワークで使うパソコン、社員・個人に供与するパソコンならばWindows7でいいかもしれません。6年はなかなか持ちませんから。実際法人の減価償却につかう法定耐用年数は4年です。

 

Windows7は古くて使えないんじゃない?ということは全くありません。パソコン本体が古いことに比べれば、OSが古いことは問題になりません。

 

パソコンは消耗品とまでは言いませんが、無理に高いお金で最新機種を買うよりも、ちょっと安めの機種を買って使い潰す、Windowsサポートが終了するタイミングでまた買い換える、というのが良いサイクルになると思います。

 

量販店などに行けば必ずWindows8を勧められると思いますが、安い通販などで自分で探すならば、将来の買い替え時期がいつになるのかプランを練って購入してみることをオススメします。