ウイルスチェックがSSD寿命に及ぼす影響

結論から言ってしまえば、ウイルスチェックをどれだけ頻繁に行おうと、SSDの寿命はほとんど減りはしません。

一般的にSSD寿命に関係するのは「読み込み」ではなく、「書き込み」だからです。

つい先ほど、SSD搭載ノートのウイルスチェック（ノートンによるシステム完全スキャン）をしました。SSD Lifeでチェック前後の書き込み量はまったく変わりませんでしたが、読み込みのほうが一気に5GBほど行われました。

ちなみに現在のSSDの使用状況は120GB中30GBほどをシステム、1GBほどの個別データファイルがおいてあるだけで、SSDの中にはほとんど大きなデータは置いていません。

ノートンは今はじめて使っているのであまりスキャン時間の比較は出来ませんが、それでもフルスキャンで10分少々で終わったようです。チェック総数は18万ファイルほどでしたが、この速さもSSDのおかげなんでしょうね。

どれだけウイルススキャンを掛けてもSSDの寿命には関係ないと思いますが、その代わりCPUに負担がかかるので、CPU用のファンが一生懸命回っていました。ハードディスクと違って普段が静かなだけに、全力処理に近いｽｷｬﾝ時の騒音が懐かしかったです。