SSD搭載Ultrabookの寿命は短いのか？

薄型でバッテリーの持ちも良いウルトラブックは、多くのモデルでSSDを載せています。SSDを使う理由は速度が圧倒的に速く、軽く、衝撃に強いというウルトラブックにうってつけの特長があるからですね。

私を含め、多くの方が購入前に気になるのはSSDの寿命ですね。当サイトでも散々情報を調べ、最近のSSDの寿命は決して短くはない、ということで間違いはないと思います。

SSDが登場し始めた数年前のウルトラブックだと、確かに寿命が短い可能性がありました。それは容量が16GBとかしかなかった時代の話です。この頃のSSDだと、毎日大量のデータを書き換えていると2～3年でSSD書き込み限界を超える可能性もあったでしょう。

しかし、少なくとも2012年モデル以降のSSDでは、5年やそこらでSSD寿命がきてしまうことはないようです。

HDDを積んだ通常のパソコンに掛けられるメーカー保証は1年、有料で延長させると3年ってところです。つまり、パソコン自体でさえ保証できるのは3年くらいまでなのです。ＳＳＤの寿命よりも、さきにディスプレイや基盤が壊れてしまうことだってありえます。

まだウルトラブック自体が登場して間もないため、5年使えた・10年使えたという例は当然ないのですが、特にSSDが原因で寿命が短いのではないかと考えるのはナンセンスで、心配する必要はまずないでしょう。

たとえば、ソニーのバイオではSSD搭載モデルでも無料で3年の長期保証がつきます。心配な人はメーカーの保証サポートが長いところを選ぶとよいですね。