SSDを買うべき人とは?SSDとHDDの使い分け
ハードディスクをSSDに変えることによって得られるメリットは複数ありますが、用途によってはSSDとHDDを使い分けることも必要です。
SSDを買うべき人・SSDの載せるべきパソコンとは、以下のような場合です。
・省電力を目指す人
・HDDの駆動音に耐えられない人
・少しでもパソコンの動作を早くしたい人
・HDDの温度が上がりすぎて、壊れた経験のあるひと
・常に持ち運び用のパソコンがある人
上記のような場合、SSDの省エネ・対衝撃・高速性を活かせます。一方、SSDのデメリット、というか弱い点もあり、以下のような場合にはSSDよりも従来のハードディスクの方が良い場合もあります。
・とにかく価格重視の人
・大量のデータ・ファイルを長期保存したい人
SSDは一昔に比べてずいぶん安くはなりましたが、それでもHDDに比べれば、同じ金額を出せば10倍以上のデータ容量をハードディスクなら買うことが出来ます。安いパソコンを作るなら、どうしてもSSDを載せるのは厳しくなります。
また、動画やゲームファイルなどのデータを、何百GB,何テラバイト、といったレベルで保管したい人にもSSDは向きません。SSDが長期保存できないというわけではないのですが、読み込み・書き込みの速度を活かすべきSSDでデータ保存を目的とするのはナンセンスです。
上記の向く人・向かない人の使い方を合わせたハイブリッドタイプのノートパソコンも増えていますので、価格を抑えて、とりあえずSSDを体験してみたいひとはシステムドライブをSSDにしたハイブリッド型を選ぶのもありです。