SSD搭載ノートパソコン購入日記

SSDが載ったノートを比較して購入し、レビューをしていきます。

SSDの寿命を気にするのは、データセンターのサーバー運用の特殊ケースのみで十分

SSDがハードディスクに比べて寿命が短いというのはSSDを購入しようとする人は必ず出くわす情報です。

 

わたしもSSD搭載ノートを購入するに当たり、そのあたりどうなんだろうと疑問に思いました。

 

が、2013年現在、SSDが始めて登場しだした時代よりもずっとSSDの性能は向上しており、一日何時間もパソコンを使うわたしのデータ書き換え量(1日10GB程度)では、毎日使い続けても100年以上使ったとしてもSSDの寿命は尽きないだろうという試算をしています(くわしくはこちらの記事を見てください)。

 

もちろん、100年も経てば書き換え回数がどうこうではなく、その前にパソコンが壊れるでしょうけど。

 

一般利用者には確かにSSDの寿命はほぼ気にする必要はないということはすでに明らかですが、一方でデータセンターとしてサーバー運用PCとしてSSDを使うのは現在でも寿命がネックになるという話を聞きました。

 

一般のウェブサーバーではその95%が読み込みで、書き込みは5%だといわれているそうですが、HDDなら何テラバイトというサーバーも当たり前ですが、SSDだと512GBでもかなりの高額になります。その容量でサーバー運営を行った場合、2012年モデルの最新型MLCタイプで2年足らずで書き込み上限にいたってしまうという試算があるそうです。

 

MLCよりSLCの方が10倍寿命が長いと言われていますが、毎日膨大なデータをやり取りするサーバーをSSDで代替するのはまだ技術的に進歩が必要みたいですね。

 

普通のSSDノートパソコン、デスクトップパソコンに使う場合ではMLCで十分だと思いますが、サーバー用にするなら少し考えた方がいいようです。