SSD搭載ノートはいくらで買えるか? 予算別スペックの概算
SSDは確かにハードディスクに比べて何倍も高いですが、搭載する容量を小さくすればHDDを載せたパソコンとそんなに変わらない値段で買うことが出来るようになってきました。
もっと言ってしまえば、普通のノートパソコンを買って、たとえば120GBくらいのSSDを自身で交換してやれば+1万円でSSD搭載ノートパソコンは作ることができるのです。
SSD換装はそんなに難しいことでもありませんが、とはいえはじめからSSDが積まれている機種のほうが確実に動作しますし、補償もありますから安心は出来ます。
さて、SSD搭載ノートといってもピンキリです。今回はどれくらい予算を出せば、どの程度のパソコンが買えるのかを検討してみます(2013年2月現在の市場価格を基準としています)
・予算5万円以内
これはかなりギリギリのレベルです。現状で5万円を切るにはたとえばドスパラ のようなBTOでカスタマイズできる機種で、最低ランクのものを選べば可能です。CPUはCeleron系、SSD容量は60GB、メモリは2GBでもいけますね。パソコン初心者なら十分に使えると思いますが、ゲームなどを楽しみたい人にはスペック不足感は否めないレベルです。
・予算5~6万円
6万円まで上げると、メーカーを選ばなければミドルスペック機種までいけます。かくいう私が購入したパソコン工房の【非光沢IPS液晶】第3世代Core i5搭載15インチグラフィカルスペックノートパソコン も送料手数料入れて58000円でした。スペックは一気に上がってCorei5 2.5GHz, RAM 4GB, SSD 120GBのテンキー付きフルHD15インチノートです(現在このスペックを作るには6万円半ばくらいが必要です)。
・予算6~8万円
6万円以上ならBTO系メーカーならCorei7の第三世代CPUを積めます。メモリも8GBまで上げてもたいした値上がりになりません。グラフィックを別途搭載させられるのが7万円以上のクラスになります。8万円近くなら、国内有名メーカーの安いモデルあたりがそろそろ圏内です。
・予算8-10万円
ここまで出せるなら、通常ノートならかなりの高性能機が買えます。10万円出せばウルトラブックにも手が出ますね。わたしならがVAIO Tシリーズ15 SVT1511AJが欲しいですね。Windows8搭載のタッチパネルモデル、SSDとHDDのハイブリッドモデルが10万円ジャストくらいです。
・予算10万円以上
10万円以上は幅が広すぎてなんとも言いがたいですが、CPUやメモリは載せたいだけ載せられます(通常は8GB,16GBくらいまでしか認識しないですけど)。CPUは間違いなくCorei7系を選べるでしょう。SSDの容量も120GB~256GBくらいまでいけます。最高レベルの512GBSSDだと20万円近くは覚悟がいります。Ultrabookなら国内メーカーが15万円前後でしょう。MacAirもいいモデルを買うとこのくらいですね。
だいたいこんなところですね。5万円以下でも買えますが、それなりにパソコンを使いこなす人なら6~70000円くらい予算を掛ければ数年間は実用に足るスペックを持った機種が買えるはずです。
Ultrabookが欲しいなら、ローエンドモデルなら8万円、ハイスペック機なら15万円くらいまでが一般的な価格です。